スズキ”ジムニー”は、1970年に初代が登場した軽クロカンSUVです。
幾度のモデルチェンジを経て2018年に4代目に進化しています。
初代登場時から、小柄で軽量なボディと車体剛性の高さに定評があります。
ジムニーの最新モデルでは、悪路走行の性能を向上すべく走りと安全性に磨きをかけられているのです。
今回は、コンパクトなクロカンSUVの中古車をお探しの人へオススメしたい、4代目ジムニーをご紹介します。
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スズキジムニー(JB64型)とは
街なかを歩いていて、このクルマを見かけた経験はありませんか。4代目スズキ・ジムニーというこのクルマは、2018年に登場してから大ヒットを飛ばし続けており、今も納車待ちが1年近いほど数多くの注文を受けています。
ジムニーは1970年の初代登場から軽自動車のサイズながら本格的な四輪駆動車として、全世界194の国や地域で累計285万台(※1)の販売台数を記録している人気のモデル。
小さなボディに抜群の悪路走破性。そして愛くるしいエクステリアが、多くのクルマ好きの心をつかんでいます。
スズキジムニー(JB64型)はどのような場面で活躍するクルマ?
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
軽自動車でありながら本格四輪駆動モデルでもあるジムニー(JB64型)は、林道や雪道など難しいコンディションを走る機会が多いドライバーにうってつけのクルマです。
その理由は、丈夫なハシゴ型フレームにサスペンションや走行に必要な部品を取り付け、ボディを被せるという「ラダーフレーム方式」を採用していること。
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
また、林道やぬかるみなどの悪路で車両の前輪か後輪のいずれかが空回りしたとしても、4WDシステムとそれを支える電子制御で、安定して走り続けられる安心感を兼ね備えています。
この4WDシステムと小さなボディのパッケージが世界的に受けており、本格的クロスカントリーユーザーに支持されているクルマです。
©モタガレ
現行モデルであるJB64に関して言えば「初めてクルマを買う人」にも多く選ばれています。
特に、女性にも多く支持されているようで、SNSなどでは「#ジムニー女子」なんてハッシュタグも生まれるほど。
先代に比べ、丸目の愛くるしいデザインへと進化したことで、歴代モデルとはまた違った層にも受けているのが特徴です。
スズキジムニー(JB64型)のオススメポイントその1:初心者でも安心の運転サポートシステムを装備
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
ジムニー(JB64型)でオススメしたい1つ目のポイントは、運転をサポートしてくれる機能の充実です。
代表例が、坂道発進をアシストしてくれるシステム。
信号待ちからの坂道発進で、後ろにクルマが下がってしまい怖い思いをした経験はありませんか。
4代目ジムニーでは、坂道発進時、ブレーキからアクセルにペダルを踏み替える瞬間に一時的なブレーキが作動するシステムを全グレードに標準装備。
ペダルから足を話しても、クルマが後ろに下がらない状態をキープしたまま、スムーズに発進できるのです。
教習所の坂道発進が嘘のように、何事もなく進める。これも初めてのクルマに選ばれるポイントですね!
(※)ヒルディセントコントロールスイッチをONにして、トランスファーレバーが4Hまたは4Lの状態で、車速25km/h以下かつ勾配約7%以上の場合に作動。ただし、AT車は、シフトポジションがPおよびNでは作動しない。
スズキジムニー(JB64型)のオススメポイントその2:どこでも走れて小回りが利く
ジムニー(JB64型)でオススメしたい2つ目のポイントは、高い走破性能と小回りが利く点です。
オフロードにおける走破性能を占める「3アングル」にこだわり、障害物を乗り越えられるように設計。
最低地上高は障害物の影響を受けにくく設定されているので、悪走路を走る際でもボディに接触する心配を軽減しています。
【3アングル:オフロードにおける走破性能を示すひとつの要素】よって、舗装された道だけでなく、荒れた道もコンパクトな車体で走り抜ける強みがジムニーには備わっているのです。
アプローチアングル(前方の障害物を前輪が乗り越えられる角度):41度
ランプブレークオーバーアングル(障害物がボディ下部に接触せず超えられる角度):28度
デパーチャーアングル(リアバンパーやマフラーなどが障害物に接触せずに越えられる角度):51度
【最低地上高】
最低地上高:205mm
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
また、ジムニーは非常に小さい最小回転半径を実現しており、Uターン時の切り返しも少なくて済みます。
狭い住宅街などで切り返す際にスムーズな動きを披露する小回りの良さは、運転初心者から上級者まで安心できるポイントです!
スズキジムニー(JB64型)のオススメポイントその3:高い信頼性を実現している四輪駆動システム
ジムニー(JB64型)でオススメしたい3つ目のポイントは、伝統の四輪駆動システムの信頼性です。
初代から現在の4代目まで一貫して、前輪と後輪をシンプルな構造で結ぶ四輪駆動システムを採用しています。
前輪か後輪のどちらかが空転しても、走行に支障がない状態に保って危険を回避できる仕組みが成り立っているのです。
舗装路だけでなく、雪道やぬかるんだ道など、普段は慣れていない場所でも安心して運転できるシステムがジムニーに備わっています!
スズキジムニー(JB64型)のオススメポイントその4:機能性と操作性を重視したインテリア設計
ジムニーをオススメしたい4つ目のポイントは、インテリアの使い勝手の良さです。
運転席、助手席ともに機能性と操作性を重視して設計されているので、どこからでも手が届き、わかりやすく使いやすいのです。
代表的な部分は下記になります。
車によっては、センターコンソールのスイッチ類がどんな役目をしているのか、理解するまでに時間がかかりがち。1 助手席乗り降り用グリップ:機能的なデザインを採用
2 ドアグリップ:握りやすく大型化
3 ステアリングホイール:本革巻(グレード・XCに採用)と、ウレタン素材(グレード・XL、XGに採用)の2種類
4 立方体メータークラスター:ドットディスプレイ(グレード・XCおよび「スズキ セーフティ サポート」装着車に採用)、セグメントディスプレイ(グレードXL、XGに採用)の2種類
しかし、ジムニーは初めてクルマを購入する人でもひと目でわかるようにデザインされているのです。
スズキジムニー(JB64型)のオススメポイントその5:汚れても安心な純正シート
ジムニー(JB64型)でオススメしたい5つ目のポイントは、シートの質感です。
クロカンSUVである以上、レジャーやアウトドアで使う機会もあるでしょう。
グレード・XCおよびXLには撥水性のあるシート素材を使用しているので、川や海で水遊びしたときも心配無用です。
撥水ファブリック:グレード・XC、XLに採用また、シートも幅広に作られていてクッション性に優れているので、荒れた道を走った場合でも振動や衝撃を受けにくく、疲れにくい特性があります。
ファブリック:グレード・XGに採用
オンロード・オフロード問わずに走行できるジムニーだからこそ、シートの設計の良さや質感の高さは重要なポイントです!
スズキジムニー(JB64型)のスペック紹介
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
ジムニー(JB64型)のスペックを簡単にご紹介します。
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1.475mm |
全高 | 1.725mm |
燃費(WLTCモード) | 13.2~16.2km/L |
駆動方式 | 4WD |
排気量 | 658cc |
乗車定員 | 4名 |
まとめ
出典:https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/
ここまで、スズキ・ジムニー(JB64型)のご紹介をしてきました。
軽自動車という制限がありながらも、使い勝手の良さと荒れた道での高い走破性を兼ね備えたコンパクトクロカンSUVであると理解していただけたのではないでしょうか。
税金面でも軽自動車による優遇を受けられるので、本格クロカンSUVに手を出す前に、一度選んでみるのもアリかもしれません。
新車でも納車待ちの状態が続く現状で、中古車物件を検討する価値は高いでしょう。
皆さんも、4代目ジムニーの中古車を手に入れて、休日は山や海へ冒険の旅に出てみませんか?